研修会資料読上げ用テキスト版 1ページ:表紙 SEMINAR/2026.06.14 オフィスマネジメント 株式会社 弘法 生成AIで変わる、団体事務と情報アクセシビリティ ChatGPT・Geminiの実務活用入門セミナー 開催日 2026年6月14日(日)14:00〜16:00 会場 広島市総合福祉センター6Fボランティア研修室 主催 広島県障害者社会参加推進センター(一般社団法人広島県身体障害者団体連合会) NPO法人広島県難聴者・中途失聴者支援協会 講師 株式会社弘法ワークスタイルソリューション事業部長 岡田明浩 2ページ:本日の流れ 0 オープニング 1 そもそもAIって何ができるの? 5分でわかる生成AIの正体 2 ChatGPTとGemini、どっちが良いの?-その疑問にお答えします 3 AIに上手に頼む-プロンプトの3つのコツ 4 1時間の議事録が3分で終わる-団体事務がガラッと変わる使い方 5 音声を文字に変える-録音から議事録を作る生成AI活用 6 画像を音声に変える-視覚情報の生成AI活用 7 知っておきたい、AIの落とし穴-安心して使う5つのルール 8 今日から始められる-スマホにAIを入れてみよう 9 まとめ・クロージング 3ページ:本日のゴール 業務改善の道具として、生成AIを使い始める。それが、本日のゴールです。 今日お伝えする3つのこと 1 AIの基本 できること・頼み方のコツ 2 事務での使い方 団体活動に役立つ事例 3 情報アクセシビリティ 音声→文字・画像→音声 4ページ:BLOCK1 1 そもそもAIって何ができるの? 5分でわかる生成AIの正体 5ページ:生成AIとは? ひとことで言うと「とても物知りな新人スタッフ」 ・大量の文章や画像を学んでいる ・24時間、いつでも相談できる ・スマホがあれば、無料で始められる ・「生成AI」は文章・画像・音声を作る AIは「魔法」ではなく「道具」 ◎ できること 文章を書く・要約する・調べる・話を聞いてくれる △ 苦手なこと 最新情報の正確な保証・個別事情の完全把握 ✕ してはいけない 個人情報・診断書・名簿の入力 6ページ:生成AIにできること・できないこと ◎ 得意なこと ・文章を書く・直す・要約する ・翻訳・話し言葉⇄書き言葉 ・音声を文字にする ・画像の中身を説明する ・アイデア出し・整理 ・わからない言葉を教えてくれる △ 苦手なこと(人間が確認する) ・最新情報・正確な事実の保証 ・個別の事情を完全に把握する ・機密情報・個人情報の取扱い ・感情に寄り添うこと ・数字・固有名詞・法令の最終判断 ・「絶対に正しい」と言い切ること 最終判断は必ず人がします。AIは「下書き役」と心得ましょう。 7ページ:BLOCK2 2 ChatGPTとGemini、どっちが良いの? その疑問にお答えします 8ページ:今日覚えるのは2つだけ ChatGPT OpenAI提供 ユーザー数No.1・万能タイプ ・とにかく一番有名で情報が多い ・音声モードでカメラを向けて会話できる ・文章作成・要約・調べ物まで万能 ・無料プランで日常用途は十分 Gemini Google提供 Googleと連携・音声ファイルが得意 ・録音した音声ファイルを直接渡せる ・Liveモードでカメラを向けて会話 ・GmailやGoogleドライブと連携 ・無料枠が広い(音声処理が無料で可) 迷ったらChatGPT。録音を文字にしたいならGemini。 9ページ:BLOCK3 3 AIに上手に頼む プロンプトの3つのコツ 10ページ:プロンプトの3つの型 頼み方しだいで、仕上がりが変わる 団体事務で使える「型」は、この3つだけ 1 役割を与える「あなたは広報担当者です」「経験豊富な事務局長として」 2 ゴールと制約を伝える「対象は会員200名」「読み上げ3分以内」「行政向けの硬めの文体」 3 出力形式を指定する「箇条書き5つ」「件名/本文/追伸の3部構成」「表で出して」 ポイント:頭文字で「役・ゴ・形(やく・ご・けい)」。 3つ揃うと、そのまま使える文章がでてくる! 11ページ:悪い例 → 良い例 同じ依頼でも、書き方ひとつで雲泥の差 悪い例:型を使わない プロンプト「総会の案内文を作って」 結果:抽象的で誰宛か不明、形式もバラバラ 良い例:3つの型を当てはめる プロンプト「あなたは事務局長です(役)。総会案内を会員200名宛に(ゴ)。やわらかめ・A4 1枚・3部構成で(形)」 結果:そのままWordに貼って配布できるレベルに この後の実例も、すべてこの型 ブロック4以降のプロンプト例は、3つの型を意識して作られています 役・ゴ・形 役割(立場) ゴール(対象・目的) 形(条件・形式) 結果:今日の例を、職場でそのまま再現できる 12ページ:BLOCK4 4 1時間の議事録が3分で終わる 団体事務がガラッと変わる使い方 13ページ:①文書作成 案内文・申請書・お礼状を3分でたたき台 AIにこう話しかけてみましょう 総会のお知らせ案内文「総会のお知らせ案内文を、堅すぎず・やわらかすぎない文体で作 って」 助成金申請書のたたき台「障害者団体向け助成金の申請書の構成案と書き出しを作って」 お礼状・お詫び文「ご寄付くださった方へのお礼状を、500字程度で書いて」 ポイント:たたき台が出てきたら、必ず人の目で確認・推敲してから使う。 誤りや不適切な表現がないか、表現や内容が目的に合っているかを確認しましょう。 14ページ:②要約 長い文章を3行で読める形に 情報の要点を整理し、すぐに理解・活用できる形にします。 ①行政通知・要綱の要約 プロンプト「この通知を3行でまとめて。対象・期限・必要書類が分かるように」 効果:10ページの要綱が、すぐ把握できる形に ②議事録の整理 プロンプト「この議事録を、決定事項/検討事項/宿題の3つに分けて」 効果:翌日の事務作業がスムーズに ③新聞記事を会員向けに プロンプト「この記事を、80歳の会員にも分かる優しい言葉で要約して」 効果:高齢の会員にも伝わる広報誌づくりに 要点だけを整理することで、時間の節約と伝わる情報発信が実現します。 15ページ:③アイデア出し 「考える時間」をAIが肩代わり AIにたくさんの案を出してもらい、発想の幅を広げます。 AIにこう聞いてみる 「会員交流イベントの企画を10案出して」 「広報誌の特集テーマを、季節ごとに12本」 「研修会のタイトル案を、固め・やわらかめ・ユーモア系で5つずつ」 「総会の挨拶文を、3パターン書き分けて」 アイデア出しのコツ ▶ 数を多めに頼む 「10案」「20本」と数を指定すると、平凡なものから尖ったものまで出る ▶ 方向性を変えて頼む 「固め/やわらかめ」「真面目/ユーモア」と幅を指定 ▶ 気に入ったら掘り下げる 「3番をもっと詳しく」「2番と5番を組み合わせて」 ▶ 最終決定は人が 出てきたものを叩き台にして、人が選び・直す AIに「考えるきっかけ」をもらい、人の経験とセンスで、より良いアイデアに! 16ページ:皆さまのお仕事のどこに、AIがハマるか 01 理事会の議事録 録音→ Geminiで議事録化 1時間の会議が3分で議事録に 02 広報誌の特集記事 文書作成+要約 アイデア出し→下書き→推敲をAIと 03 行政通知の確認 要約+画像読み取り 紙の通知を撮影→要点抽出 04 会員からの相談メモ 録音→ Geminiで文字化 相談の録音をテキスト化して整理 05 イベント案内の作成 文書作成+アイデア出し 案内文・SNS投稿・チラシ文を一気に 06 助成金申請の準備 文書作成+要約 募集要項の要約→申請書のたたき台 17ページ:BLOCK5 5 音声を文字に変える 録音から議事録を作る生成AI活用 18ページ:なぜ今、文字起こしAIなのか スマホ1台で、目の前の声が文字になる時代になりました。 01情報保障の幅が広がる 手話通訳・要約筆記の代わりではなく、補完として。 聞き逃したくないとき、自分のスマホがそばにいる安心感。 02議事録の負担が激減 1時間の会議の議事録が、3分で下書きまで終わる。 事務局の負担が大きく減る。 03当事者本人も、事務局も 障害をお持ちの方ご本人も、ご家族・支援者も、事務局スタッフも、同じ1つの仕組みで使える。 文字起こしAIは、情報を「見える化」するだけでなく、安心・効率・つながりを生み出す新しいインフラです。 19ページ:録音→議事録化のワークフロー 議事録を書く時間を1時間から3分に。 01 録音 iPhone:ボイスメモ Android:レコーダー 02 クラウドへアップ GoogleドライブまたはiCloud 03 Geminiに渡す 「文字起こしして議事録にまとめて」 04 完成・貼り付け Word・メールにコピーするだけ 従来:議事録作成1時間→このワークフロー:3分で完了! 20ページ:うまく使うためのポイント 01音質より「距離」 録音の音質より、マイクと話し手の距離が精度を決めます。 スマホは話し手から1〜2m以内が理想。 02時間は気にしない 1時間の録音でも、AIは数分で文字に変えてくれます。長時間会議もOK。 03追加で指示できる 「もっと丁寧に」「箇条書きで」「決定事項だけ」と何度でも指示し直せる。 04個人情報は入れない 重要:会員名簿・診断書・医療情報を含む音声は無料プランに入れないでください。 重要:会員名簿・診断書・医療情報を含む音声は無料プランに入れないでください。 21ページ:BLOCK6 6 画像を音声に変える 視覚情報の生成AI活用 22ページ:仕組みの概要 ChatGPT にもGemini にも、カメラ越しにAIと話せる機能があります。 使い方(3ステップ) 01撮る スマホで写真を撮る、またはカメラを向ける 02聞く AIが内容を文章で説明してくれる 03読み上げ スマホが音声で読み上げてくれる !注記:専用アプリを別に入れなくても、今日入れたChatGPTまたはGeminiだけでできます。 23ページ:こんな場面で使えます 01ホワイトボード 会場のボードの内容を音声で説明 話しかけ方「ボードに書いてある内容を読み上げてください」 02商品パッケージ 賞味期限・原材料を読み上げ 話しかけ方「この商品の賞味期限と原材料を教えて」 03行政から届いた紙 通知の要点だけを音声で 話しかけ方「この通知の重要なポイントを3つに分けて教えて」 04写真の中の様子 場所・人・色・状況を描写 話しかけ方「この写真には何が写っていますか?」 24ページ:暮らしのシーンでの応用 01駅のホーム 時刻表を撮影→ 発車時刻を読み上げ 02飲食店 メニューを撮影→ おすすめを聞く 03家電の取扱説明書 撮影→ 必要な操作だけを音声で 04郵便物 宛名や差出人を読み上げてもらう 05薬の袋 用法・用量を音声で確認 06お知らせの掲示板 撮影→ 要点を音声で説明 AIは、毎日の暮らしの「ちょっと不便」を埋める道具です。 25ページ:BLOCK7 7 知っておきたい、AIの落とし穴 安心して使う5つのルール 26ページ:安心して使う5つのルール 1 個人情報を入れない 会員名簿・診断書・医療情報など、人の名前や病歴は無料プランには入れない。 2 事実は人が確認 数字・固有名詞・法令はAIが間違うことがある。必ず人の目で裏取りする。 3 著作権に気をつける AIの出力をそのまま広報誌に載せない。必ず確認・推敲してから使う。 4 通訳・要約筆記の代わりではない AIは補完。手話通訳・要約筆記の代替ではなく、組み合わせて使う。 5 最終判断は人が AIは下書き役。決めるのも・送るのも・話すのも、最後は人が責任を持つ。 便利なAIも、使い方をまちがえるとリスクに。ルールを守って、安心・安全に活用しましょう。 27ページ:BLOCK8 8 今日から始められる スマホにAIを入れてみよう 28ページ:今日からスマホで使ってみましょう QRコードを読み取ってインストール URLでも開けます ChatGPT:chatgpt.com/download Gemini:gemini.google.com 29ページ:本日のまとめ 1 1つだけ入れる ChatGPTかGeminiを、1つだけスマホに入れる。2つ入れなくて大丈夫です。 2 話しかけてみる 困ったことがあったら、まず話しかけてみる。 「これってどうしたらいい?」から始めてOK。 3 個人情報は入れない 会員名簿・診断書・医療情報は入れない。この1点だけは守ってください。 ご清聴ありがとうございました。 30ページ:Q & A ?質疑応答 皆さまからのご質問にお答えします 読み上げ用テキスト版ここまで